袖口に遊び心をプラスしたシンプルな手袋
2019.11.29
本日ご紹介するのは、今シーズンの新商品。
「やっぱりシンプルなものやベーシックなスタイルが好き。だけど、他の人とはちょっと差をつけたい。」
そんな方におすすめできるアイテムを作りたいなと思って企画した2アイテムです。
ベーシックな見た目にちょっぴり遊び心がプラスされた手袋が、カシミヤ・ウールの2シリーズに新登場しました。
tenjiku color rib(テンジクカラーリブ)
カシミヤシリーズの中で、デビュー当初から根強い人気のtenjiku(テンジク)をベースに、アレンジを加えました。
上質なカシミヤの風合いを引き立てる、最もベーシックな天竺編みの手袋は、着用したときに手が綺麗に見えるシルエットにこだわって作られています。ホールガーメントという立体的に編み上げることのできる機械で、手を包み込むようなフィット感です。
そんなtenjikuの手首のリブ編み部分に、カラーシルク糸を編み込みました。
手を伸ばしたときや、手袋を外すとき、ちょっとした仕草やシーンで、袖口から見え隠れする手首部分。
さりげなくて人が気づくかどうか、でも視界に入れば気になる、それくらいのバランスで、いい感じに仕上がりました。
カシミヤ手袋を作っていただいているヨークスさんに相談し、企画の意図や上質なカシミヤ素材とのバランス、糸の太さの相性、発色の良さなどいろいろな観点を踏まえて、編み込む方法や、素材には光沢感と発色が美しいシルク糸がいいのでは、とご提案をいただきました。
ボディカラーは、飽きのこない3色。
深みのあるcharcoal brown、クリーンな印象のgray beige、馴染みやすくて重くなりすぎないdark grayの3色。
MEN、WOMENでそれぞれ編み込んだシルク糸の色を変えています。
カシミヤシリーズは、カフスを折り返したままでも使えますし、伸ばして長くすると、袖口からの冷気の侵入を防ぐことができ、どちらのスタイルも楽しんでいただけます。伸ばして少したゆませるのも可愛くておすすめです。
accent line(アクセントライン)
刺繍のカラーは、ベーシックなボディカラーに映えるような色を組み合わせ、MEN、WOMENでラインの色を変えているのでさりげなくペア感を楽しんでいただけます。
着用時、傍から見ると一見シンプルな手袋に見えますが、ちょっとしたシーンや動きの中でちらっと見えるアクセントが、自分だけが知っているこだわりポイントのように感じられて、さらに愛着が湧くと好評です。
ベーシックなデザインに新鮮さをプラスした手袋、贈りものにもおすすめです。
photo:Yusuke Kida