かわいい刺繍の名は”ハマグリ”
2016.11.06
さて本日はtet.(テト)の手袋を紹介したいと思います。
2016AWの手袋ラインナップは83種類!
どれもこだわりのある、思い入れのある商品ばかりですので、できるだけ多く紹介をしていきたいと思っています。(冬の間にできるかな…)
本日ご紹介させていただくのは…『hamaguri(ハマグリ)』シリーズです。
このハマグリというのは、手首の部分に施した刺繍の名前なんです。ハマグリの貝のような三角形をしています。
私はこの名前の時点でかわいい、と思いました。
東かがわは手袋の町ですので、手袋会社以外にも、縫製会社や刺繍会社もたくさんあります。
その縫製やさんからのご提案だったのがハマグリ刺繍です。もともとは靴下の履き口の加工によく使われていたこの加工。
おばあちゃんの靴下なんかで見たことありませんか?だからでしょうか、なんだか懐かしいような、あったかいような印象ですよね。
手袋×ハマグリ。ありそうでなかった組み合わせ。手袋だけでなくいろいろなありとあらゆる縫製を仕事にしているからこそ生まれたコラボレーションです。
手袋は、ウールの中でも最高級とされるオーストラリア産のメリノ種のラム(子羊)を80%と、ナイロンを20%配合した糸で編まれています。
しなやかで光沢があり、吸湿、保温性に優れているラムウールに、ナイロンを20%加えることで手袋を編む上での機械との相性がよくなり、糸切れなどが起こりにくく、丈夫になるのです。
ニット手袋をお願いしたヨークスさんでは代表的な糸で、カラーもオリジナルカラーとなっています。
落ち着いた色のラムウールの風合いと、アクセントになったハマグリのクラフト感が好評です!
少しスモーキーなブルーにやさしい黄色のハマグリは男性サイズのみの色合い。
赤みがかかったあたたかなブラウンにオレンジのハマグリは女性サイズのみの色合い。使いやすいグレーにブラウンのハマグリは男女共通のカラーです。
キッズサイズは3色ともあるので、ご家族おそろいでもお楽しみいただけます。
ちなみに、大人用は指なしタイプ(hamaguri open finger)もご用意しております。これが意外と使える一品で、パソコンなどの細かな作業や家事をするときに手が冷える、そんなシーンにもおすすめします。
Photo:Yusuke Kida