circle pouch

手袋の技術を活用して手袋以外のものをつくってみようをテーマに、まずは手袋にも使われる肌触りのよい生地を使って取り組んだポーチづくり。
シュッ!と絞るだけで、ちらばりやすい小物たちを気軽に、簡単にまとめられるマルチなポーチです。生活の中でも存在感を放つカラフルさで、日々を楽しく彩るサークルポーチができました。

1.取り組みのキッカケ

手袋の技術を活用して手袋以外のものをつくってみよう

手袋の産地では、作業用やスポーツ用など年間を通じて需要のある手袋も生まれていますが、やはりボリュームも含めて本番シーズンは冬、というところが多いです。
冬にお届けするためには、春頃から夏を経て、初秋にかけてが生産時期、いわゆる繁忙期と言われます。

では、実際に手袋がみなさんの手に届いている冬は何をしているの?というと、来季の企画やサンプルづくり、というサイクルで、生産現場のキャパシティに比較的余裕が出てくる時期となります。
手袋の縫製は、動きが細かく感覚が繊細な手に違和感なくフィットさせるため、とても繊細で緻密な技術を要します。
他の縫製ものの産地で簡単に真似できないのが手袋の縫製なのです。
その技術を他に活かせるものを探っていけたら、というのもテトを始めた当初から考えていたことで、それがどんなものであればうまくフィットするのだろう?ということをいろいろな視点で探っていこうと、まずは身近なところで使いやすい、ポーチを作ってみることにしました。

2.開発中の話

提案いただいた手袋の生地

いろいろな生地で試してみる中、簡単なつくりに見えますが、引っ張り時の生地の滑り具合や、絞ったときに重なる口部分の厚みなどの面で課題があり、何度か生地を変えて試作しながら、生地を決めかねていました。
そこでご提案頂いたのは、手袋用に開発をした肌触りのよいウォッシャブルウール生地。

実は、白鳥繊維工業さんは手袋づくりの中で、いろいろなオリジナル生地の開発も手掛けられているメーカーさん。(工場の紹介はこちら
過去に開発から手掛けてきたさまざまで色とりどりの生地の中からこの、なめらかで光沢感があり、ほどよいコシのある洗えるウール生地が今回の企画には合うのでは?とご提案いただきました。触り心地がとってもなめらかなのが特長です。

3.できあがり

シュッ!と絞るだけ!

形状は、シュッと絞るだけの丸い形。
フラットに広げた状態から、ひもで絞るだけで、コロンとしたフォルムが可愛い丸い巾着型になるポーチです。コスメや、ケーブルや充電器などのガジェット小物、ステーショナリーなど、ちらばりやすい小物たちを気軽にまとめられるマルチなポーチです。
コンパクトなお弁当箱もよいし、ウールは呼吸する素材だから、それこそ湿気が苦手な手袋を入れてもらうのも。
バッグの中や、家の中でも存在感を放つ、可愛いカラーを意識しました。

シュッと丸めてポンとバッグに入れて。
カジュアルに日々を彩るサークルポーチです。

4.今回ご協力いただいた方々

今回ご協力いただいた方々

安部由加さん(白鳥繊維工業株式会社)
橋本吉明さん(白鳥繊維工業株式会社)
馬門知弘さん(白鳥繊維工業株式会社)
長川優里亜さん(白鳥繊維工業株式会社)