軽くて暖かい手袋専用の生地を使った手袋
2018.11.23
テトの手袋が生まれるところがこの秋冬シーズン、さらに1社増えました。
生地を裁断して縫い上げる縫製手袋を得意とし、機能性素材のオリジナル開発にも力を注ぎ、生地開発から手袋製造までを一貫して手掛ける老舗メーカーの、白鳥繊維工業さんです。
同社の手袋づくりは、既存の材料だけではなく、手袋用にオリジナル開発をした生地を多く取り入れているのが特長です。
(メーカー紹介はこちらからご覧ください)
本日は、同社と一緒に新たに取り組んだ新商品をご紹介します。予約販売時から人気が高かった商品です。
その名もbicolor(バイカラー)。
シンプルながらアクセントになる2色の配色が目を惹く、バイカラーデザインの手袋です。
手の甲だけではなく、ぐるりと手の平まで切り替えているのも特長です。どの角度から見ても、バイカラーデザインになるように縫製しています。
また、手先側に使った生地と、手首側に使ったリブの生地の伸縮性が異なるので、このように縫製することで、伸びすぎてしまわないようにもなっています。
こちらの手袋、手にとってみると、しっとりとやわらかな質感と、それでいてとっても軽いことを実感します。
店頭で実際に触れた方は必ずと言っていいほど驚かれます。
組み合わせた2種類の生地は、どちらも手袋用にオリジナルで作られた、同社おすすめ、そして同社も長年愛用の生地です。
手先側に使った無地の生地は、空気をたっぷり包み込む構造を持つ、マイクロアクリル糸を使っています。
糸のふんわり感、かさの高さをバルキー性と言いますが、もともとバルキー性が高いハイバルキー糸にさらにふくらみの構造を持たせた超ハイバルキー糸が、軽さの秘訣です。
手の甲で切り替えたリブ生地は、天然アミノ酸が生み出すミルクプロテイン配合。
しっとりとやさしい風合いのある新素材の糸を使って作られています。インナーウエアやルームウエア、マフラーなど、肌に直接触れる用途に適しており、肌にとっても心地よいなめらかさです。
手先の生地、甲側の生地、いずれも速乾性にもすぐれ、風合い変化も少ないという特長も合わせもっています。
シワにもなりにくいのも嬉しいポイントです。
カラーバリエーションは4種類。
はっきりしたコントラストのcamel & blackとnavy & brown、落ち着いたトーンでまろやかなカラーのsilver pink & grayとivory & brownがあります。
カジュアルなスタイルにも、上品なスタイルにも合わせやすいデザインとなっております。
手袋メーカーがこだわりと自信を持って開発した生地を使った手袋のやさしいはき心地(着け心地)を是非お楽しみください。
photo:Yusuke Kida